こんにちは、森のヌシです。
ヌシ家では家の新築計画が持ち上がっているのですが…
トイレ選びが地味に悩ましい!(設備はどれも悩ましいのですがね)
トイレって、滞在時間は短いけれども掃除はこまめにしなければいけないし、少しの違いで満足度も変わってきますよね。
家を建築する時に、近年工夫されているのは1階のトイレは豪華におしゃれにタンクレス、2階は家族しか使わないのでシンプルなタンク付きの物にする、というのが主流ではないでしょうか。
2階のトイレはあまり悩まない可能性があるので、今回は1階にタンクレストイレを取り付けるという想定で考えていこうと思います。
ヌシ家での必須条件
ヌシ家ではこだわりの強い人物が複数名存在するため、とりあえずの条件として
①掃除のしやすさ(便座リフトアップ機能)
②陶器の便器
③ランニングコスト削減
という観点から独断と偏見を交えて選んでみたいと思います。
そもそもトイレに何を求めるのか
トイレに何を求めるのかについてですが、基本的には用を足せて流れればいいわけですよね。
人によってはおしゃれな雰囲気、おしり洗浄の快適さなど色々あるかと思います。
設置する時の価格も重要ですよね。
電気代、水道代などランニングコストも重要です。
節水機能については、昨今では各社限界まできている感がありますので、これ以上は極端に節水できるようにはならないかもしれません。
それよりもどういう作りのトイレなのか、使い勝手などメリットデメリットを調べてみたので比較してみます。
比較するトイレ
ヌシ家では、1階トイレの建築会社の標準品が
Panasonicのアラウーノ
LIXILのプレアスLS
TOTOのGG
の3つとなっていました。
ヌシ家での必須条件②である陶器の便器という条件から、アラウーノは除外することにしました。
※「アラウーノ」は樹脂製便器です。ここでは詳しくは調べていませんが、長年の使用で亀裂が入ったとのYouTubeでの情報もあり…ヌシ家では陶器製オンリーで検討することに。
そしてここで早速問題が!
LIXILのプレアスLSなんですが、便座の座り心地が問題ありで…(個人的な感覚もありますが)
家族会議により除外となったのです!
なんていうか、便座の太ももに当たるあたりが、幅が細いんですよね。
安定感がないというか。
後に知ったのですが、このプレアスLSは古い住宅に設置すると詰まりやすいとの情報がありました。
新築に設置するには大丈夫かもしれないですが、座り心地の理由で除外となりました。
…ん? じゃあ残るはTOTOのGGだけ?比較するもん無いやないかい!
ってことになっちゃいましたね。
しかしヌシ家ではこの時点で価格のことをあまり考えてなかったので、INAXのサティス良さそう!ってことで比較対象、というか検討対象となったのです。(価格的には比較対象ではない。サティス高いので…)
TOTO「ネオレスト」も検討
ヌシ家ではINAX(LIXIL)の陶器は汚れ落ちがいいという情報を信じていたため、はなからINAXのトイレにしたいね!と贔屓をしていました。
そしてサティスSを検討対象に入れたのですが…工務店での追加費用が+9万越え!
これはいかん、高すぎる!ということで、急遽考え直すことに。
今までは、座り心地や陶器の質などざっくりとした条件でしか考えていなかったのですが、細かく待機電力や流れ方、将来の買い替え時などを再考することになりました。
そもそも値段が高いなら標準のTOTOのGGでよくね?ってことなんですが、細かい部分を見ていくと「どっちがいいのかわからん…安けりゃいいってもんでもないし」ということになったのです。
毎日使うものなのでね。。
で、価格はサティスSと同じくらいであろう、TOTOのネオレストも検討することになりました。
3機種を検討
ややこしくなりましたが、高いけどもLIXILのサティスとTOTOのネオレスト、標準のGGという3機種を検討対象としました。
それぞれの機種の中でも、細かく種類が分かれています。
- ネオレストはLS、AS、RS
- GGはGG1~3
- サティスはS、G、X
となっています。
あまりに機種が多くなってしまったので、必須条件①と③をフィルターとして…
- ネオレストAS1
- GG3
- サティスS
絞った条件は、ほぼ座り心地ですかね…あとはその機種内での価格。
自動で便器を洗うなどの高級機能はいらないので、いる機能といらない機能を考え…
高級機種であるサティスとネオレストは、機種内で一番安いレベルのものとしました。
ネオレスト
LS…高級そうな装飾もあり、価格も高い上位機種。リモコンのデザインが豊富。
AS…直線的なスッキリしたフォルムで、LSと機能はほぼ同じ。
RS…コロンとした見た目で価格は一番安め。
この3つの各グレードにもさらに2~3の機種があります。
なるべく価格を抑えたいけども便座は使う時だけ温めたい派のヌシ。
ネオレストは機種が多く、選ぶのが大変。
そこで、RSタイプは3機種あるのですが、おしり洗浄は瞬間温水機能だけれども、瞬間暖房便座ではなかったので除外。
LSは高級感を打ち出している機種のため必要ないと判断し除外。
残ったASの中でも、瞬間暖房便座の機能がついているAS1にすることに。
ネオレストのメリットは節水や節電色々ありますが、デメリットが意外な所に隠れていました。
流す方式がハイブリッド(直圧&タンク)らしく、複雑な構造ゆえに修理になった場合は高額になる可能性もあるらしいです。
あと、これはメリットになるかデメリットになるかですが…止水栓が本体の中に隠れている作りなので、次に選ぶ機種もネオレストしか選べない可能性も出てきます。(機種交換時には止水栓を移動させるか、初めから止水栓が露出しているタイプを選ぶこともできる)
GG3
TOTOのGGシリーズですが、これは実はタンクレスではなくタンクレス”風”トイレ。
背中側が、ネオレストなどに比べると少し盛り上がっているのですが、ここに小さなタンクが隠れているようです。
なので、メリットとしては水圧が弱くても大丈夫。
デメリットは、壊れた時に部品が無ければ全交換になる可能性もあるということです。
そしてGGは瞬間暖房便座がなく、おしり洗浄のお湯も貯湯式のため、電力消費はタンクレスより劣ります。
貯湯式のデメリットは、お湯が切れる心配があること。
使うお湯の量が多い人や家族が多いご家庭は、瞬間式の洗浄便座にした方がいいかもしれません。
サティスS
サティスシリーズはサティスGとXもありますが、座面がかなり広く、便器内を泡で洗ってくれるなど最先端の機能があります。
しかしヌシ家ではそこまで必要ないため、サティスSが妥当かと。それでも高いけど。。
ちなみにサティスGの流し方はパワードライブ方式といい、一旦貯めた水を流すので水圧の影響が少ないのだとか。
サティスSはダイレクトバルブ方式という水道の水圧で流す方式なので、ブースターが必要になる場合があるらしい。
そして、サティスはリモコンが少しネックでして…
便座の背中側のあたりをパカッとあけると、壁リモコンとは別のもう一つの小さいリモコンが。
これは設定リモコンというもので、温水の温度などを調節したりするものらしいです。
壁リモコンにはいつも使う機能のみを搭載してるということですが、水温を今すぐ変えたい!とかいう時は不便な気がするんですがねー。どうなんでしょう。
これを壁かけとしても付けられるらしいのですが、リモコンが2つになり、さらに電池の管理も2つ分。
なんだかめんどくさいなぁ…
どれも特徴が一長一短で決められない
結局、各機種の特徴は書き出してみたものの、結局は始めに書いた必須条件
①掃除のしやすさ(便座リフトアップ機能)
②陶器の便器
③ランニングコスト削減
と、あとは値段ということになるんですよねぇ。
まあこれだけ悩んで決めれば、ある程度デメリットがあっても諦めはつくと思います。
究極は好きなもの、工務店のお勧めのものを選ぶという手もありますね。
ヌシは基本ケチなので、後悔したくないという感情が大きく、なかなか決断できない…
値段が高いならいっそのことタンク付きにするという選択肢もありますね。
それなら壊れても交換が部分的にできるので、ストレスは少ないかもしれません。
家づくりを考えている方は情報収集に時間がかかると感じていないでしょうか?
ヌシ家のように後悔したくないという気持ちが強い方は、トイレひとつ決めるにもなるべく多くの情報を集めようとしているのではないでしょうか。
家づくりは設備などを選ぶ前にも資金や土地など多くのことを決めなければなりません。
多くの方が家づくり後半に力尽きて、決定事項を適当にしてしまって後悔することもあるようです。
なので最初から効率よく動けるところは動きたいですよね。
今は昔と違い、複数のメーカーに一括で情報をもらえるサイトがあります。
こういう所を活用すると、家づくりの途中で気力が尽きてしまうということが減るかもしれません。