墓じまいして永代供養墓にしたい!樹木葬はどんなタイプがあるの?
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こんにちは、2024年前半に墓じまいをして永代供養墓に移した森のヌシです。
最近、従来のような一般墓ではなく、樹木葬などを選ばれる方が増えているようですね。
Yahoo!ニュースにも取り上げられていました。
ヌシ家でも墓じまいをして永代供養の樹木葬にしたので、経験談など書いてきました。
やはりお墓参りに気軽に行きやすい雰囲気で、よりご先祖様を身近に感じられるという意味では、樹木葬はうってつけの方法だと思っています。
樹木葬にも里山型、公園型、ガーデニング型など色々なタイプがありますが、共通しているのは「自然に還る」というコンセプトではないでしょうか。
埋葬のしかたにも特徴があり、中には
目次
里山型
里山型は山林などの、より自然に近い環境にあることが多いです。
墓石が無かったり、初めから合祀での埋葬になる所もあります。
ほとんどの場合、一度埋葬すると、また改葬したいと思っても遺骨を取り出すことができません。
「自然に還る」ということを重要視する方は里山型がいいとは思います。
しかしデメリットとして交通アクセスが悪い場所にあったり、景観もほぼ自然のままなので、雪が積もる冬場などはお墓参りに行きにくくなることがあるかもしれません。
霊園によっては山の中に位置することもあるので、ローソクやお線香が禁止されている場所もあります。
公園型
広めの場所に人工的に自然環境を整備し、シンボルツリーを植えてその周りに墓標があるようなスタイルです。
個別に埋葬したとしても、一定期間後は合祀されることが多いです。
面積が必要なため、郊外にあることが多いです。
雰囲気も里山型に比べると明るい印象。休憩所などもキレイに完備されています。
ガーデニング型
お寺などの敷地の中に、樹木葬コーナーとしてエリアを設けているスタイルです。
樹木に限らずたくさんの草花が植えられていて、まさにお庭のような明るい雰囲気の所が多いです。
敷地が広くなくてもよいので、都市部にもあり、交通アクセスが良いです。
お寺の敷地にあることが多く、供養もそこでしてくれるので安心ですね。
個別に埋葬し、一定期間後に合祀される所が多いです。
型はいろいろ、特徴はそれぞれ
樹木葬はお寺の中の敷地にあることもありますが、宗教は問わないということが多いです。(供養の方法はそのお寺の宗派となるようです)
埋葬方法も、里山型以外はさらしの袋や骨壺での埋葬です。
樹木葬とはいっても、それぞれ墓標がシンボルツリーであったり墓石であったり様々なスタイルがありますね。個々の霊園やお寺によっても少しずつ違います。
中でも公園型やガーデニング型は、雰囲気が明るく「お墓参りに来た」というよりもピクニックに来たという感じかもしれません。
ご先祖様も明るい気持ちで会いに来てもらえたら嬉しいのではないでしょうか。
お寺のお墓というと一般墓を連想する人が多いかもしれませんが、近年は檀家離れや墓じまいなどにより、お寺も樹木葬のニーズに応えようとしてくれています。
樹木葬にしようと考えているならば、まずは見学に行って現地を確認することが重要です。
ヌシ家でも樹木葬にしようという話は数年前から出ていましたが、見学に行ったらその後はトントン拍子に計画が進んでいきました。
まずは情報収集
特にガーデニング型は個別区画で明るい雰囲気の樹木葬。
お参りに行くのが楽しみになりますね。お寺がずっと供養をしてくれるので、次世代にも負担をかけずに安心です。
何よりも一番大事なのは、樹木葬にしようと思っていることを親戚の方々に話して、同意を得ることです。
勝手に改葬・埋葬をしてしまうと後々もめることになるかもしれません。
墓じまいするにしても受け入れ先を確保しておかないとならないので、なるべく多くの霊園を見学して、時間をかけて比較検討することをお勧めします。