墓じまいの後、自然葬にする場合は?散骨、樹木葬などお骨の移動先

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2024年に墓じまいを終えた森のヌシです。

墓じまいを考えている方は結構いらっしゃるのではないかと思います。

そもそも後の世代に面倒をかけたくないから墓じまいをする、という方がほとんどではないでしょうか。

ということは自然葬を含む永代供養墓が選択肢として有力ですよね。

今回は墓じまいを実際にやってみたヌシが、「お骨をその後どうするのか?」

これまでに調べた自然葬の情報を書き出してみます。

自然葬は樹木葬や散骨をはじめ他にもありますが、ここではより身近に聞く樹木葬と海洋散骨について。

目次

樹木葬

樹木葬はお寺の墓地の一部で見かけることが多いです。

シンボルツリーを植えて、その周りで弔う形などですね。

墓石がある場合と無い場合があります。

費用は幅があり、5万~100万円くらい。

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合祀するかしないか、墓石の有無、公園型や里山型などの立地やスタイルなどの違いにより金額が異なります。

管理費がかかるか、かからないかも霊園により異なります。

永代供養とはいっても、例えば数十年後に合祀される(他人のお骨と混ぜて永代供養塔に移して祀る)などの場合が多いと思われます。

初めから合祀の場合と、後から合祀される場合があるので、確認が必要です。

できる場所できない場所は?

樹木葬という名前からして、故人の好きだった山などに散骨すればいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、他人が所有する山に勝手に散骨してはいけません。海洋散骨と同様に、撒いてもいい場所は法律により決まっているようです。

海洋散骨

海に遺骨を撒く海洋散骨。

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火葬・改葬に関する法律で、墓地以外の場所に埋葬してはならないというものがありますが、それに対する禁止の規定もないので、一応認められている形となっているようです。

海にまいてもいいならどこでもいいの?

例えば焼骨をパウダー状にしてから、人が利用するビーチや漁場の近くではない場所に散骨する、あるいは喪服を着て散骨しないなど、周囲の人々に配慮することが求められています。

海洋散骨はもちろん墓石がなく、散骨した場所もだいたいしか分からない、近くまで船でないと行けないなどのデメリットがあります。

しかし自然に還った感が強いですね。海の近くに行けばいつでも会える気持ちになれます。

費用は業者にお任せするものから一緒に乗船して散骨に参加するケースなどありますが、だいたい5万~25万円程度が多いようです。

散骨証明書や献花などがセットになっているものがほとんどです。

他にもある自然葬

実際にやったことがある方を直接は知らないのですが、「宇宙葬」「空中葬」というのもあります。

ロケットに乗せて打ち上げたり、バルーンで成層圏から散骨します。

だいたい30万円から、高いプランで200万円くらいのものもあるそうです。

そりゃなかなか身近ではいないですね…

どうするのが正解なのか?

「自分たちのお墓」としての形を残しておかなくてもいいと思うのならば、お寺の中の永代供養墓か、散骨という形になるのではないのでしょうか。

少なくとも一定期間は「お世話の必要ないお墓」として存続するなら、樹木葬がいいかもしれません。

今回、ヌシが調べた自然葬の情報をざっくり書いてみましたが、他にも自分にぴったりだと思うお墓の形があるかもしれません。

一般庶民がお墓に入れるようになったのは江戸時代からと言われています。
そもそもお墓というものは必要ないといえばそうなのかもしれません。

ちなみにヌシの購入した墓地は合祀はせず、一度購入したお墓でずっと祀られる形です。

お墓に入れるお骨の人数制限も契約期間もありません。

数は少ないかもしれませんが、こういう形のお墓もあります。

今後も新しいお墓の形がどんどん登場してくるのかもしれませんね。

ヌシ家では手元供養グッズも購入しました。

永代供養墓に入れる前に、お骨の量が多すぎる場合はパウダー状にすることもあるため、そのタイミングで導入しました。

いつも近くにいて欲しい人がお墓に入る場合は、こういう形もありますよね。

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