墓じまいの締めくくり 「閉眼供養」当日の流れ、費用など

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こんにちは、2024年前半に墓じまいをして永代供養墓に移した森のヌシです。

墓じまいの一連の手続きの最後は「閉眼供養」で締めくくられます。

閉眼供養とは一体どんなことをするのか?

ヌシが体験した当日の実際の流れや実際に使った物などを書いていきます。

墓じまいを検討している方の参考になれば幸いです。

目次

閉眼供養(へいがんくよう)とは?

お墓を終了するための最後の法要のことです。

「お性根抜き(おしょうねぬき)」 「魂抜き」とも言われます。

お墓の前でお坊さんにお経を読んでもらい、そのあと遺骨を取り出したら、そのお墓は役目を終えてただの墓石だけの状態となります。

あとは墓石屋さんに墓石を撤去してもらって更地になり、その場所はお寺の管理するものとなります。

「閉眼供養」なんて、一生に一回あるかないかですよね。

お坊さんからは「この場所での最後のお墓参りですので」と言われました。

イメージ的には普段の法要の後に「遺骨を取り出す作業」がついてくる感じですかね…

当日の流れ

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①墓地に集合

お花やお供え物を持って墓地に集合します。

ヌシ家の場合はお墓の掃除を数日前に来て済ませていましたが、遠方の方は集合時間前に墓掃除の時間を取られることをおすすめします。

そのお墓では最後のお墓参りとなりますので、キレイにして閉眼供養を迎えたいですよね!

②お供えやお花をセット

ヌシ家の場合は、墓石屋さんの方がすでに一人来られていて、お供物台を用意してくれていました。

③お坊さんが来られる

お供え物やお花をセットしているところへお坊さんが来られてご挨拶。

お線香をたき、読経が始まります。

④読経が終了してお坊さんが帰られる

お布施を渡すタイミングは?

読経が終わってお坊さんが帰られるタイミングでお渡ししたらいいと思います。

ヌシ家の場合はなんと、母親が持参したのですが渡すのを忘れ、後から追いかけて行って渡すという失態をしでかしました…。。

⑤墓石屋さんが墓石を動かしてくれ、中から残っている遺骨を取り出してサラシの袋に入れる

この時、使い捨ての手袋を使用しました。

上に乗っている墓石を全て降ろすわけではないので、隙間から腕をつっこんで取り出します。

遺骨や遺品(入れ歯などもありました!)は見えているのですが、手をつっこむと見えません。手探りです。たまにクモやムカデなどがいる場合もあるそうですし、手袋をして作業をしました。

腕を隙間に突っ込むので、半袖よりは長袖の方がいいと思いますが、汚れたり場合によってはほつれることもあるかもしれません。

こちらの記事でも書きましたが、取り出したお骨を永代供養墓などに移す場合でも、一時的ではあっても自宅に持って帰らない方がいいそうです。

お墓に戻りたくなくなるらしい、と永代供養墓の担当者の方に聞きました。

なんだか怖いですね…

⑥お花とお供えを回収(お供えはお下がりではありますが、墓石屋さんとお坊さんにおすそ分けしました)

墓石の撤去は今回は後日、墓石屋さんが行ってくれるということでした。

ちなみに、ヌシ家が依頼したお寺専属の墓石屋さんは、閉眼供養時のお墓の写真と、墓石を撤去した後の更地の写真を後日送ってくれました!

丁寧なご対応に感謝です!!

持ち物

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お花

お供え
(果物2~3個、和菓子などの詰め合わせ2セット、飲み物2本くらい)

ローソク&お線香、マッチ

数珠

お布施

使い捨てビニール手袋
(遺骨を取り出すため、あった方がいいと墓石屋さんに言われました)

新しい墓地に移すためのさらしの袋
(ヌシ家では新しい墓地でいただきました。骨壺に入ったまま移動するなら不要と思われます)

費用

お布施(3万)、墓石撤去費用(24万)

お布施袋は宗派などにより使い方が異なるようですが、水引なしの封筒で「お布施」と書くのが無難なようです。

ヌシ家の場合は、数日前に墓石撤去費用を振り込んでおいたので、当日持参したのはお布施のみでした。

服装

喪服やスーツでなくてもよいと言われましたが、私の母は喪服で参加。夫は普通のネクタイでスーツ。

私は卒業式に参列する時のような紺色のスーツでの参加でした。

子供がいる場合は、制服や地味なシャツにパンツなどのスタイルでいいと思います。

まとめ

今回は実際にヌシ家で行った閉眼供養の実際の流れなどを書きました。

宗教やお寺のしきたりなど、それぞれで違うこともあるかもしれません。

わからないことは(おそらく一生に一回、あるかないかなので)お坊さんか、墓石屋さんに聞いてもいいと思います。

最近は墓じまいも件数が増えているそうですし…

ヌシがお願いした墓石やさんも、初めて聞く用語などもあったので、ていねいに教えてくれましたよ!

墓じまいを考えている方は、まずは墓石屋さんの方がハードルが低いと思うので、問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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