こんにちは、森のヌシです。ヌシ家では新築計画が持ち上がっていますが…
衣類乾燥機の「乾太くん」をつけるのか、つけないのか!? ドラム式洗濯機にするのか??
家の新築やリフォームを考えている方で、洗濯物を「干す」という作業から解放されたい人は悩むのではないでしょうか。
それぞれにメリット、デメリットがありますが…はたして自分に合っているのか、比較してから採用したいですね。
構造上の問題や裏技的使い方もあるようで。
調べてみました。
特徴などを比較
乾太くん(ガス乾燥機)
特徴
ガスを使って衣類を乾かす乾燥機。洗濯後に洗濯機から移しかえて使用する。
高温で衣類を短時間で乾燥させるため、乾燥が約50分と非常に速い。
様々な種類の衣類(容量にもよるが、特に厚手のものやシーツ、大量の洗濯物)にも対応可能。
メリット
- 乾燥時間が短い: ガス乾燥機は温風を使用するため、電気乾燥機よりも早く乾く。(5kgで52分、8kgで80分)
- 大量の洗濯物にも対応: 容量によるが、一度にたくさんの衣類を乾燥できるため、家族の多い家庭や洗濯物が多い時に便利。
- パイルが立ち上がるので、タオルもふんわり仕上がる
- モラクセラ菌の抑制効果がある
デメリット
- ガスの設置・ガス代が必要: ガスを使うため、ガス代+設置にガス管が必要。
- 電気式の乾燥機に比べて高価格: ドラム式洗濯機に比べると、乾燥機能しかない割に初期投資が高くなることが多い。
- 排湿筒が必要: 壁に穴をあける必要があるので、設置場所が限られる場合もある。
- 熱により衣類(特に綿の衣類)が縮む可能性あり。
- 洗濯機からの移しかえ作業が必要

ドラム式洗濯機(乾燥機能付き)
特徴
ドラム式洗濯機は洗濯と乾燥ができる一体型の家電。洗濯が終わった後、移しかえせずに乾燥も可能。
電気を使用して乾燥するため、ガス乾燥機よりも設置が簡単。ガスの配管は不要。
メリット
- 設置が簡単: よほど狭くない限り、ほとんどの家庭ではドラム式洗濯機の設置が可能で、特別な配管の設置が不要。
- 洗濯から乾燥まで一貫して行える: 洗濯が終わった後、すぐに乾燥が始まるので、移しかえの手間がない。
- 場所を取らない: 乾燥機を別途置く必要がないので、圧迫感が出たり狭くなることがない。
デメリット
- 乾燥時間が長い: ガス乾燥機に比べて乾燥時間が長くなることが多い。特に洗濯物が多いと時間がかかる。(3~4時間)
- 電気代が高くなる可能性がある: 電気乾燥機は電力を多く消費するため、長期間使用すると電気代が高くなることがある。
- 衣類の痛みが増える場合がある: 長時間の乾燥で衣類にダメージを与えることがある。特に長い衣類の絡まりなど。
- 排水管とつながっているので、乾燥時に衣類に下水の臭いがつくことがある。
※乾太くんもドラム式洗濯機も低温コースがある機種もありますが、乾かすことによる衣類のダメージは多少はあるかもしれません。
使い勝手の違い
両者の使い勝手の大きな違いは、乾燥スピードと移しかえがいるかどうかではないでしょうか。
小さい子供が何人かいて、よほど忙しい場合などは、乾燥までを一気にドラム式洗濯機に任せるのも手かもしれません。
移しかえの手間はあまり気にならないけど、とにかく子供の服を早く乾燥させたい!という場合などは乾太くんの方が向いているでしょう。

移しかえをする場合は、乾太くんの設置場所がとても重要になってきます。
乾太くんを洗濯機の上に置くのか、横に置くのか。
洗濯機の上だと、使う人の身長にもよりますが、かなり使いづらくなるかもしれません。
構造的な違い
そして乾太くんの最大のメリットとヌシが認識しているのは…
「排水の臭いが衣類につかない」という点ではないかと思っています。
ドラム式洗濯機は、洗濯機ですので当然排水管がつながっています。
よく耳にする「乾燥したけど衣類が臭い…」というのは、実は排水管からの臭いが移っているそうで。

ヌシ家では縦型洗濯機を使っていますが、それでも多少臭いがつきます。
ドラム式洗濯機は使用水量が少ないので、排水管に水を一気に大量に流すということができないのでは?
となると、より衣類に臭いがつきやすくて当然という気はしますね。
ドラム式を買ってみたけども、この排水管からの臭いが盲点だったという人もいるかもしれません。
構造上は仕方がないですね。
自分にとっては何が重要か
自分たち家族にとって、初期費用が掛かっても乾燥時間を短くしたいのか?
それとも移しかえの手間は面倒!と考えるのか??
十分に考えてシミュレーションする必要があります。
ヌシ家にとっては乾太くんは必要であるという判断になりました。
ヌシ家にとっての乾太くんを選ぶ理由
移しかえの手間は微々たるもの(乾燥機にかけられないものを除ける作業も必要のため)
排水管の臭いがうつらない
乾燥時間が短く、生乾きもなし
裏技的な使い方
寒い日の短時間使用で、バスタオルやパジャマの温めができる
帰宅後や天日干し後に、花粉を除去するために短時間運転
乾太くんはリースもあるそうで、実は屋外でも使えます。
屋外に設置できそうならば試しにリースで使ってみるのもいいかもしれませんね。
ガス管だけは必要ですが、屋外なら排湿筒の設置は必要ないですし。
まずはリースで試して、良さそうならあらためて購入という方法でもいいかもしれません。